忍者ブログ


[PR]
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。



[ 2025/06/21 14:07 | ]
メモ帳から・ワイド:記者の資格もない /山口
 来年、数えで50歳になる。「天命を知る」歳(とし)にもなって、ちゃんと仕事をしていないのが情けない。岩国基地の米軍属が引き起こした交通死亡事故のことだ。

 地検岩国支部が「公務中で、第1次裁判権は米側にある」と不起訴にしたのに、遺族らが岩国検察審査会へ提出した申立書には「米国連邦最高裁の判決により、文民に対する平時における軍法会議の管轄権が否定された。判決は1960年の事件で示された」とはっきり書いてあった。平たく言えば、米軍は軍属を平時、裁判にかけられない、ということだ。

 さすがに不惑を過ぎた身だから、それは分かった。では軍属を誰が、どこで裁くのか。裁かれたとしても、日米地位協定が想定する裁判権の行使と言えるのか。岩国基地も軍属を処分した際は「交通裁判とは、日本の行政処分機関に似た存在」と発表したではないか。今回、協定運用の見直し過程で法の空白が露呈。米軍は一時期、裁けない軍属には、公務証明書を発行せず、重要事件以外は起訴しない日本側に委ねていた。ところが、軍属を処罰する米国法が00年にできると、06年以降、証明書を乱発し、裁判権を主張。しかし、実態は、岩国のように軽い処分だったり、処分されないことも多かったのだ。それを早く明らかにできたのではないか。【大山典男】

〔山口版〕



12月24日朝刊

(この記事は山口(毎日新聞)から引用させて頂きました)



au 機種変更

PR


[ 2011/12/24 17:11 | Comments(0) | TrackBack() | 未選択 ]

トラックバック

トラックバックURL:

コメントを投稿する






<< ネイル通信講座 ネイル通信講座を受けようと思っているのですが、色々な通信講座が...  |  ホーム  |  特別区のボーダーラインとお勧めの通信講座 >>